意外に人気の鍼灸師!鍼灸師になるための学校に関する豆知識を詳しく解説

当サイトは意外に人気の鍼灸師に関する情報をご紹介しています。
プロになるための学校に関する豆知識を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
鍼灸を学べる教育機関のカリキュラムはどういったものとなっているのかに関しても解説しているサイトです。
さらに鍼灸を学べる養成施設には実技の授業はあるのか、といった気になる情報も解説しています。
数ある教育機関から自分に合ったところを選ぶために役立つ可能性があります。
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意外に人気の鍼灸師!鍼灸師になるための学校に関する豆知識を詳しく解説
- まずは学校の前に鍼灸師とは何かを見ていこう
- 鍼灸師の学校の学費はどれくらい?
- 鍼灸師の学校に入学試験はあるの?
- 鍼灸師の学校の男女比はどれくらいなの?
- 鍼灸師の学校の卒業後はやっぱり鍼灸師関連の仕事に就くの?(2022/7/21)
- 鍼灸師の学校にも特待生制度はあるの?(2022/7/21)
- 鍼灸師の学校はダブルスクールも可能?(2022/7/21)
- 鍼灸師の学校は何年で卒業できるの?(2022/7/21)
- 鍼灸師の学校にも退学処分はあるの?(2022/7/21)
意外に人気の鍼灸師!鍼灸師になるための学校に関する豆知識を詳しく解説
将来は鍼や灸によって人々の自然治癒力を高めて、健康回復をさせることができる鍼灸治療に携わりたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
そのような鍼灸師になりたい場合におすすめの豆知識として、はり師やきゅう師の資格取得が目指せる学校に通うのがおすすめです。
大学や専門学校で鍼灸師に役立つ授業が受けられます。
学校では鍼灸の実技や東洋医学、人体の仕組みなどについて学ぶことが可能です。
全日制に通う人が多いですが、夜間もあります。
まずは学校の前に鍼灸師とは何かを見ていこう
手に職を付けて長く働けるようにしたいため鍼灸師になることを考えている人、というは多いのではないでしょうか。
鍼灸師とは、鍼や灸を用いて人々に治療を施す専門家のことです。
鍼灸は西暦500年代に日本に伝わってきた治療法で、様々な疾患に効果があるといわれています。
鍼灸師とは「はり師」や「きゅう師」をセットにした呼び名で、はり師もきゅう師も施術するためには国家資格が必要です。
鍼灸師の活躍の場は様々なところにありますが、なかでも多くが鍼灸院で働いています。
また病院や介護施設、それから福祉施設などでも活躍しているのが特徴です。
これらのような基本的なところ以外でも鍼灸師は美容サロンで美容鍼灸を提供していたり、スポーツトレーナーとして運動選手のケアをしたりすることもあります。
鍼灸師は鍼療法をおこなう専門家で、細いステンレス製の針を使用して筋肉の凝りをとったり血行をよくしたりすることが可能です。
灸療法ではもぐさを使ってつぼに熱で刺激を与えることもあります。
鍼灸師の学校の学費はどれくらい?
鍼灸師になる為には、専門の学校で3年から4年かけて知識と技術を学ぶことになりますが、平均的な費用は400万円程度です。
安いところでは380万円で高いところでは500万円と比較的高額な費用が必要となるといってよいでしょう。
学費の内訳は、入学金と授業料、施設管理費の大きく分けて三つに分かれています。
入学金の相場は30万円から70万円と通うところによって相違があります。
また、本科コースか専科コースかによっても費用に違いが出てくるのが一般的で、本科コースははり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師の三つの国家資格を卒業後に取得することが可能ですが、専科コースはあんまマッサージ指圧師の資格が取得できません。
そのため、履修する科目も本科コースは専科コースに比べて多くなり、学費の方も本科コースの方が高くなっています。
そういったことを頭に入れながらどのような鍼灸師の専門学校に通うべきかを選択するとよいでしょう。
鍼灸師の学校に入学試験はあるの?
鍼灸師の学校ですが、一応学校である以上は入学試験があります。
完全無試験ということはありません。
鍼灸師の専門課程においては、まずは高校を卒業していることが条件になっています。
中卒者とか、高校中退者はそもそも受験資格がないわけです。
では高校卒業程度の学力が本当にあるかどうかテストされるのかと思われるかもしれませんが、これは実際にはほぼ当てはまりません。
そもそも大学などとは性格が根本的に異なり、鍼灸師という資格の取得を目指すわけですから、いわゆるペーパーテスト的な学力考査がそのために必要なのかと言われると疑問符が付くでしょう。
全くそのとおりであって、高校卒業程度の学力があるかどうかを見るようなものではありません。
その代わりに、小論文とか面接が行われることが多いようです。
つまり、自分は鍼灸師になりたいという意志をしっかりと持っているのかとか、それに向けての姿勢や態度が問われることが多くなっています。
鍼灸師の学校の男女比はどれくらいなの?
鍼灸師という職業をご存知ですか。
この職業は鍼と灸という民間治療を実施することを専門とされている方で、専門学校を卒業すれば技能資格を与えられます。
看護師や理学療法士といった国家試験を受験する必要はありませんが、一種の治療をする方でもあるので、一定期間の実務を経験しないと開業をすることはできません。
2021年現在で鍼灸師になるための学校は全国で120か所あり、そのうちの男女比は6対4と男性が多い傾向です。
1970年に厚生省によって鍼灸師になる場合は必ず、認可を与えられている専門学校に進学をしないといけなくなりました。
それ以前は民間療法であったので、各施設で働きながら直接技能を習って実務につくことができたものです。
今では治療院だけでなく介護福祉施設や総合病院などでも鍼灸師は勤務をしており、怪我などのリハビリや身体能力の回復のケアを任されるようになっています。
職業という観点から見ても、男女比は男性が多い傾向です。
鍼灸師の学校の卒業後はやっぱり鍼灸師関連の仕事に就くの?
鍼灸師の学校に通い、卒業したからには鍼灸師に関連した仕事に就くのが当たり前というか、一般的であることは間違いありません。
もちろん職業選択の自由はありますので、何の関係もない一般の会社員などの仕事をすることが不可能なわけではありませんし、実際にそのようにしている人もいますが、それでは何のためにそれなりの費用と時間をかけて学校に通ったのかということになってしまいます。
特に資格など必要としない会社員であれば、あえて鍼灸師の学校に入る必要性がありません。
ただ、関連しているとはいっても、例えば病院とか鍼灸院の勤務だけを思い浮かべているのであれば実際には少々様相が異なるかもしれません。
最近では活躍の場面は広がっており、美容関連とかスポーツ関連であっても鍼灸師がイキイキと働くことのできるケースが増えてきています。
いわゆる病気の治療のみならず、美容のためとかスポーツでの成績向上のために鍼灸が役に立つと考えられてきているからです。
鍼灸師の学校にも特待生制度はあるの?
鍼灸師を目指すうえで、様々な事情から「費用をかけたくない、かけられない」人もいるかもしれません。
中には働きながら鍼灸師を目指す人もいるでしょう。
そういった場合には「特待生」という制度の利用がおすすめです。
特待生となることで、費用の一部を負担してもらうことができたり、場合によっては学費そのものが無料になることもあります。
この制度を利用するためには鍼灸師の各学校が定める受験資格を満たしていなければいけません。
具体的には高校を卒業している人、卒業の見込みのある方です。
そのうえで、個人的に面接を受けたり、指定された試験を受けて試験結果を参考に選定されることとなります。
試験の結果が優秀なことはもちろんですが、面接時に鍼灸師になりたい思いやビジョンなどその目的がしっかりとあるのかということも問いただされます。
この制度を利用されたい方は、試験勉強をコツコツとこなすことはもちろんのこと、一般的なマナーを身に着けることも大切になります。
鍼灸師の学校はダブルスクールも可能?
鍼灸師の学校はダブルスクールも可能ではあります。
鍼灸師の専門学校の場合、多くは平日の午前中つまり9時から12時くらいまでが授業や実習の時間となっていることが普通ですので、言ってしまえば午後以降の時間は自分の自由となるわけです。
実際、鍼灸師の仕事はあん摩、マッサージや指圧、あるいは柔道整復師の仕事と親和性が高い部分も多く、これらも同時にできることで仕事の幅が大きく広がりますので、ダブルスクールを目指している人も多くいますし、学校自体もそれを意識したカリキュラムを組んでいるとか、別のスクールと提携しているようなところもあります。
ただ、目指すのは国家資格の合格であり、それは平日3時間程度の授業にただ出てさえいれば十分といったものではありません。
予習や復習は欠かせませんし、試験が近づいてくるとその対策も行わないと合格は覚束ないでしょう。
いわゆる掛け持ちは可能ではあるものの、それなりの覚悟と意識が必要です。
鍼灸師の学校は何年で卒業できるの?
鍼灸師の学校ですが、卒業までにかかる年数は専門学校か大学かによって異なり、前者の場合は3年、後者では他の一般的な場合と同じく4年となります。
専門学校の場合は基本的に鍼灸師となるために必要十分な内容のみがカリキュラムに組み込まれている一方で、大学の場合は必ずしもそれだけではなく一般教養と呼ばれるような科目もあることが、卒業までに要する年次の違いに表れていると言えるかもしれません。
もちろん年数さえかければそれで十分というわけではなく、単位が取れないと留年といったこともあり得ますので注意が必要です。
なお、一般的な昼間部の学校だけではなく、主に社会人を対象とした夜間部も存在します。
昼間部と夜間部は授業や実習が行われる時間帯だけの違いであって、全体としてのカリキュラムに違いはなく、夜間部のほうが授業内容が少ないとか試験が甘いといったことはありませんし、当然ながら卒業までにかかる年限も同じになっています。
鍼灸師の学校にも退学処分はあるの?
鍼灸師の学校にも退学処分は存在します。
詳しくは個々の学校の規定とか規則によりますが、一般論として言えば、素行に問題がある者とか学内の秩序を乱す者といったいわゆる不良と呼ばれるような学生と、学業成績が著しく劣っている者の二通りに分けることができます。
鍼灸師の学校に入学した以上は、その資格取得を目指して真摯に努力するのが学生の本分であって、そこから著しく外れている者は放校処分になる可能性があるわけです。
もちろんこの処分は学生にとって最も重いものですから、よほどのことがない限りは適用されないでしょうし、仮に適用される場合でも突然いきなりということはなく、事前の話し合いとか改善策を考えることといった段階を踏むことが通常ですが、最終手段としてはあり得ることは留意しておかなければなりません。
退学処分になると中退者となり、資格は取得できない上に学歴上は新卒者ではなく既卒者扱いになりますので、一般の就職もそれだけ不利になってしまうことが多いです。